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離婚 財産分与 マンション

離婚したらマンションはどうなる?離婚時の財産分与でマンションを適切に処理する方法

離婚の時、マンションの財産分与はどうるするんだろう・・

まずは離婚時の財産分与の基本原則について確認しておきましょう。

・結婚期間中に築いた財産は名義にかかかわらず、二人の共有財産なので半々に分割

・マイナスの財産(住宅ローンや車のローン、未払の公共料金など)も対象

・結婚前から持っていた財産、それぞれの両親から相続した財産は対象外

・離婚から2年が経過すると財産分与請求はできなくなる

離婚の際の財産分与については、結婚中に作り上げた財産は二人で共同で作り上げたものという考え方が基本ですので、妻が専業主婦であっても、財産の名義が夫名義であっても、原則として半々に分け合うことになります。

しかし、マンションについては、預貯金や株式などと違って物理的に分け合うことはできません。

そのため、一般的には下記のように処理するケースが多いです。

・どちらかがマンションを取得し、住み続ける側が家の評価額の半分を現金などほかの財産で支払う

・マンションを売却して現金化し分け合う

どちらのケースで処理する場合でも、まずはマンションの評価額を算出し確認する必要があります。

それでは、持ち家の評価額を算出する方法と家を財産分与する大まかな流れを確認しましょう。

STEP1. ローンの残債額を確認する

ローンの残債額を確認するには、借入先の金融機関の窓口で確認するか、毎年年末に郵送される残高証明書を確認する、またはローン契約時の返済予定表などで確認しましょう。

ネットバンキングに契約していれば、PCやスマホで確認も可能です。

STEP2. マンションの実勢価格を確認する

財産分与を検討するマンションがいくらくらいで売れるか、概算金額を把握しましょう。

不動産の実勢価格(実際に取引が成立する価格)を調べるには、不動産会社に相談するか、不動産鑑定士に鑑定依頼する方法があります。

しかし、不動産会社にわざわざ出向いて相談するのも面倒くさいと思う方も多いでしょうし、不動産鑑定士に鑑定依頼すると10万円~20万円程度費用がかかります。 

おおよその価格を自分で調べる方法を「マンションの評価額をカンタンに出す方法」の項で説明していますので、参考にしてみてください

STEP3. 売却するか、どちらかが住み続けるか決める

STEP1.で確認したローン残債とマンションの評価額を比べて売却するか、どちらかが住み続けるかを決めます。

■ マンションの評価額 > ローン残債額

 ・売却して現金化し、ローンを完済後に残額を分ける

 ・夫婦のどちらかが住み続けて、住み続ける側が評価額の半分を支払う

マンションの評価額がローン残債を上回っている場合は、上記のように処理するのが一般的です。

■ マンションの評価額 < ローン残債額

 ・売却して現金化し、足りない分は自己資金でローンを完済する

 ・夫婦のどちらかが住み続けて、住み続ける側がローンを支払い続ける

 ・任意売却で金融機関に債務の減免を依頼する。

ローン残債額がマンションの評価額を上回る場合は、借入先の金融機関や不動産会社などに相談しながら慎重に進める必要があります。

任意売却は信用情報に金融事故として履歴が残るため、あくまで最終手段となります。

マンションの評価額をカンタンに出す方法

離婚時の財産分与を考える上での大きなポイントは、マンションや戸建てなど持ち家については評価額を算出しなければならないことです。

不動産の評価額を算出するには、

・11種類の評点

・築年数などによって算出される減価率

などを考慮する必要がありますが、わかりづらく複雑なため、不動産会社や不動産鑑定士などの専門家に相談することが一般的です。

でも、専門家に相談となるとそれなりに費用もかかりますし、「専門家に相談なんて面倒くさい」「大体いくらくらいになるのかだけでも知りたい」という方も多いでしょう。

そんな方には、これから紹介する一人でカンタンに評価額を算出する方法をオススメします。

STEP1.質問に沿ってマンションの情報を入力する

こちらのサービスを使い、質問に沿ってマンションに関する情報を入力していきます。

1分程度で自宅の実勢価格(売れそうな価格)算出の手続きが完了します。

もちろん無料です。

STEP2.「マンションの実勢価格」に0.7を掛ける

STEP1.で算出されたマンションの実勢価格に0.7を掛けます。

これがおおよその「マンションの評価額」となります。

まとめ

離婚の際のマンションの財産分与をスムーズにすすめるためには、評価額を算出することがポイントとなります。

マンションや戸建てなど家の評価額を算出する方法は複雑で、専門家に依頼することが一般的ですが、今回ご紹介した方法なら、一人で自宅にいながら算出することができます。

「まずは概算でもいいのでいくらくらいになるか知りたい」「費用はかけたくない」「専門家に相談なんて面倒くさい」というのであれば、ぜひ使ってみてください。

>>マンションの評価額をカンタンに算出

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